人生を変えるには付き合う人を変えなさい。とよく言いますが、実際に「環境=周囲の人達」と言っても過言ではありません。
確かに、いい人との関係は、運や巡り合わせの部分が多いのは確かです。
しかし、関わらない方がいい人は、自分自身で決めることはできます。
そこで、今回は、『関わってはいけない人の特徴3選』について解説していきます。
結論
関わってはいけない人の特徴
・他人のせいにする人
・承認欲求が強すぎる人
・テイカー
順番に解説していきますね。
他人のせいにする人
1つ目の特徴は、『他人のせいにする人』です。
この特徴の人は、「他責思考」を持っています。
他責思考とは、問題が起きた際に、周りの人や環境のせいにする考え方です。
この他責思考を持っている人とは、関わらないようにするべきです。
なぜなら他責思考は、周りの人に伝染していくからです。
例えば、薬剤師は、患者さんに薬を渡すまでに自分以外の薬剤師や事務さんと連携をします。
この中に、他責思考の薬剤師がいれば、何か問題が起きた時に、「誰のせいだ」といった犯人探しや、「私のせいじゃない」といった言い訳が蔓延します。
つまり、他責思考は伝染するため、『他人や環境のせいにばかりしている人』とは関わらないようにするべきです。
承認欲求が強すぎる人
2つ目の特徴は、『承認欲求が強すぎる人』です。
承認欲求とは、『他者から認められたい』と思う欲求です。
この承認欲求が強すぎる人は、事あるごとに周りの人からの評価をもらおうとします。
なぜ承認欲求が強すぎる人と関わらない方がいいのでしょうか。
理由は、あなたを承認欲求の土俵に引っ張り込もうとするからです。
承認欲求が強すぎると、自分の評価を常に他者の評価で判断します。
そうすると、あなたより周りから評価されたいと、あなたをライバル視し始めます。
ライバルならまだいいのですが、足を引っ張ってきたり、嫉妬をしてミスを擦りつけてくる場合もあります。
承認欲求の土俵に引っ張られないように気をつけましょうね。
TAKER(もらうだけの人)
3つ目の特徴は、『TAKER(もらうだけのひと)』です。
TAKER(テイカー)とは、言葉通り、『もらう・奪う人』のことです。
よくギブアンドテイクという言葉は使われますが、この言葉の意味は、何かを得るためには、何かを与えるべきだという意味です。
テイカーは、アメリカウォートン・スクールの組織心理学を専門に研究する学者アダム・グラント氏の著書『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』の中で、人間の思考と行動を3つのタイプに分類したうちの一つです。
簡単に3つのタイプを説明します。
3つのタイプ
ギバー
→他者を中心に捉え、相手が何を求めているかを注意深く考えるタイプ
テイカー
→常に多くを受け取ろうと行動。自分がより有益になるように持っていき、相手が望んでいることよりも自分の利益を優先していくタイプ。
マッチャー
→ギバーとテイカーの中間のようなタイプ。常に公平に基づき、与えられたら与えるし、損益が出ないように行動するタイプ。
このうちテイカーは、世の中は全て「競争社会」と考えています。
他人と比べて上にいること=自分の豊かさと考えているので、あなたより上にいようとします。
また、周りにテイカーが多すぎると、あなたは取られてばかりで疲弊してしまいます。
テイカーの見分け方も簡単に紹介しておきますね。
テイカーの見分け方
・自己中心的
・強引なお願い、一方的な頼み事が多い
・自分の自慢話が多い
・恩着せがましい
どうしてもテイカーと接しなければなテイカーとの正しい接し方は、ギバーではなく、マッチャーとして接することです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
もちろん、全ての人間関係を損得で考えるのは、正しいとは限りません。
しかし、自分が心から楽しく豊かに暮らしていくためにも、搾取されるだけの関係や、辛い思いをばかりしているなら、その関係を解消し、関わらないようにする勇気も必要なのかもしれません。
もっと詳しく知りたい方は、ぜひこの1冊を読むことをオススメします。
また、「関わりたくない人が、職場にいるからいやでも関わらないといけないんだよ」という方は、職場を変えた方がいいかもしれません。
なぜなら、他責思考の場合は、伝染してしまうからです。
職場の人間関係も「仕事の幸福度」に影響します。
仕事の幸福度とは、科学的に要素がわかっていて、大きく分けて7つに影響されます。
詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
仕事の時間は、人生の大半を過ごす時間です。
ストレスなく、楽しく過ごせる場所であることを願っています。
人生右肩上がりにしていきましょうね!またね!